マフラーやエキパイ、フロントフォークのインナーチューブのクロームメッキがバリっとしているととても締まっていい感じですよね?(もちろんメッキフェンダーやハンドルなどもです)
それらの中でもいいアクセントになっていると思うのが、エキパイをシリンダーヘッドに止めているExパイフランジナットです。
これは材質が真鍮でできており、純正新品にはユニクロメッキが施されています。
真鍮は熱伝導率がいいため、放熱効果を考えて採用されたんだと思いますが、真鍮もベースは銅合金ですからそのままでは錆びてしまいます。
そこで防錆のためにユニクロメッキがされています。
今まで何本かの中古のエキパイを入手してますが、その時に付いていたExフランジナットのメッキがはげて焼けたように黒くなっているものがいくつかありました。
その場合、Exパイフランジナット自身は真鍮の色が見えている感じです。
そんな事もあり、昔の古いタイプは真鍮地のままなのかと思ったりもしていたのです。それかブラスト当ててきれいにしたのかと。
ところが、私の450Mark3desmoのExパイフランジナットを見たところ、同じように黒くなっているではありませんか!
最初は汚れかと思ったのですが、どうも表面のユニクロメッキは落ちちゃったようです。(涙)
が~ん、そういうことなんだ!
調べてみると、どうもユニクロメッキは熱に弱いらしく、エキパイを通る燃焼ガスの熱でやられてしまうのですね。(涙)
現在、手に入るリプロのExパイフランジナットは写真の右上にあるタイプなのですが、クロームメッキが施されています。
なんでわざわざコストかけてクロームメッキにするんだろう?と不思議に思っていましたが、これで謎が解けました。
ユニクロメッキだと熱に負けてはげてしまうので、その対策としてクロームメッキ仕上げにしたんですね!
左下のものはもともと450Mark3desmoについたきたものなんですが、残念なことにフランジの爪が4本折れてました。(涙)
ですが、クロームメッキがかけられてますので、表面のメッキ層がはげている様子はありません。
フランジの爪が折れているのはドライバーか何かを当ててぶったたいたんでしょう。
そんな風にすればフランジの爪は簡単に折れてしまいます。
なのでExパイフランジナットレンチを使ってしっかり締めてもらいたいところです。
右下は450Mark3desmoについていたものですが、やはりねじ部分もユニクロメッキが無くなっています。
ということは、ユニクロメッキのものでは排気の高熱に耐えられないため経年変化を起こしてしまうんですね。
モノは試しとワイヤーブラシでこすってみましたが、真鍮の地色が出るだけです。(涙)
ヘッドのアルミ部分をきれいにし、エキパイやマフラーのクロームメッキをピカピカに磨いたとしてもExパイナットが黒ずんでいたらザンネンなドカと呼ばれてしまいます。(悲)
今後はクローメッキのリプロ品を使うようにしましょう。
Exフランジナットの入手は可能です。
ところで、このExパイフランジナットのリプロ品(クロームメッキ仕上げ)ですが、もちろん取り寄せが可能です。
値段は1個8,640円(税込)になります。
送料はレターパックで送れますので、日本全国一律510円で済みます。
なお、Exパイフランジナットは1個あたり150グラムくらいですので、10個でも送料は変わりません。(レターパックは4Kgまで送れます)
さすがに10個以上を必要とされる方はいないと思いますが(笑)、この機会にぜひどうぞ!
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なお、価格につきましては為替変動及び入手状況により変動する場合がございます。
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今回ご紹介したExパイフランジナット以外にもマフラーやエキパイなど入手できるものがあります。もしお探しの物がございましたら 、お手数でも下記連絡先までご一報ください。
なお、お取り寄せの場合、1~3ヶ月ほどかかる時がございます。
ご了承いただける方のみ、ご注文ください。
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ご覧いただきありがとうございました。
ご参考にしていただければ嬉しいです。
※近年イタリアではスペアパーツのリプロ(再生産)が進み、パーツの入手に関しては何ら心配のいらない時代になってきました。ちょっと前までは考えられないような細かいパーツも供給されており、DUCATIシングル好きにはホントありがたい話です。
詳しくは上記リンク先ページを見ていただくか、より詳しい各カテゴリーリスト(PDF)をダウンロードしてください。
あなた様のDUCATIシングルの調子を取り戻すお手伝いができれば幸いです。
ありがとうございます。