遠くで汽笛を聞きながらフラマグ点火の謎に迫る~秋の夜長(笑)
StoryIGN点火系

【ナローケーススクランブラー初期とダイアナMark3の配線図です。ホーンがありません。】

謎のトグルスイッチの役割とは、

日本のごくごく一部で最近話題のフラマグ点火モデルのテールライトについている謎のトグルスイッチの件ですが、ここに来てなんとなくその意味がわかってきました。

上の配線図でいくと④のテールライトの電球を跨いでいるスイッチ(なぜか番号なし)です。

このナロースクランブラー初期型?(1965年まで)とダイアナMark3はオフロードやサーキットを走ることをメインに、燈火類を簡単にはずせるように考えられていたので、電気回路はとてもシンプルになっています。その上、この回路図はシンプル過ぎるくらいに大事な部分が省かれているので、よけい意味がわかりませんでした。(涙)

この2つのマシンはどちらも軽量化のためか、バッテリー(充電系)はありませんし、ホーンすらありません。(汗)

どういう回路じゃ!私の頭では理解できん! というわけで、再度マニュアルを読み込んでみることにします。

オルタネーター内には2本のコイルがあるのですが、1本がヘッドライト用のコイル(図の真ん中の赤線とアースで1回路)もう1本がフラマグ点火用フィードコイル(黄線がIGNコイルへ、白線がストップスイッチへ、で1回路)となっています。

理解に苦しんだのがストップスイッチへつながっている白線で、これはターミナルブロックに入ってストップスイッチへ行くのですが、どうもイマイチ腑に落ちません。意味がわからんのです。(涙)

【これはナロー初期型スクランブラー(1965年まで)のヘッドライト廻りです】

図の133番がそのターミナルブロックで、470番がストップスイッチになります。

もしマニュアルに書かれていたように黄線と白線が同じコイルにつながって1つの回路になっているのならば、白線は常にアースに届いてないとプラグに火は飛ばない事になります。

と、するとストップスイッチからは常時アースに落ちており、ペダルを踏んだ時だけアースへの流れが切れることになりますよね?(ペダル踏んだらOFF?)

えっ?そんなのってあるんでしょうか?

手元にあるストップスイッチはナロー用、ワイド用ともにペダルを踏むとONになり電気が流れます。そうで無ければストップライトへの給電はされません。

【1966年以降のナロースクランブラーです。バッテリーや整流器、電圧制御のためのツェナーダイオードなどが増えてます。】

上は1966年以降のナロースクランブラーのライトケース廻りです。バッテリーや整流器(レクチファイヤのみ)が増えているのがわかります。

回路図を見ると、フラマグ点火は同じですが、充電系がプラスされ、燈火類の回路も変わってます。

ここで一つ気が付きました。480番のストップスイッチです。

先ほどの初期型SCRはストップスイッチが470番となってます。

【これはダイアナMark3です。】

スイッチ違うじゃん!

では、ダイアナMark3はどうでしょう?

これも470番になってます。という事はフラマグ点火モデルでも初期のものと後期型ではストップスイッチに違うものを使っている可能性が高いのです。

そこで再度パーツリストを調べてみました。

たしかに違いました。メーカーは同じアプリリアですが、後期型(充電する方)480番は「APRILIA 4339」、そして初期型470番の方はなんと「APRILIA 4339/4」と最後に「/4」が付いてるでありませんか!!!

がーん!そういう事だったんですね。違うスイッチ使ってんじゃん!

「/4」が付いている方はペダル踏んでOFFになるタイプなんだと思います。現物は未確認ですが、これで合点が行きました。(笑)

その仕組みはこういう事なのか!

ストップスイッチからは普段アースに落ちてますが、それによりオルタネーターからの回路がアースにつながり、フラマグ点火回路へも電気は流れます。ストップライトも電気的につながっていますが、電球自体に電気抵抗があるため、そちらには流れません。(点灯せず)

次にブレーキペダルを踏むとアースへの流れがOFFになり、今度はストップライト側へ電気が流れます。それでブレーキライトが点くわけです。ブレーキライトの反対側端子はアースに落ちてますので、フラマグ点火回路への電気は途切れません。よってエンジンが止まることはありません。

逆にストップライトが球切れすれば、ペダルを踏んだ時にテールライトを通ってアースに落ちる回路が寸断されてしまいますから、その瞬間プラグに火は飛ばなくなりエンジンは停止してしまいます。

そこで謎のトグルスイッチの出番となるわけです。(笑)

もし球切れしても、このスイッチで直結すれば、ブレーキスイッチがON・OFFのどちらでもアースに直接つながりますからエンジンは止まりません。なるほど!納得です。

マニュアルに「エマージェンシー・トグル・スイッチ」と書かれているわけです。

「注意書き」にはこう書いてあります。

ストップライトが切れた時、修理できるか球を替えるかまでの間、トグルスイッチを切り替えてアースに落としてください。(元は英文のため大体こんな感じです)

との事です。

これでトグルスイッチの謎は解けました。

残るもう一つ疑問は、ストップライトの電球を通ってアースってするのか?って事です。

電球自身には電気抵抗がありますから、直結の場合に比べれば電気は流れにくくなります。

ストップライトの電球は6V20Wですから3.3A流れます。(6Vx3.3A=20W)

電気抵抗値を計算してみると1.8Ω(6V÷3.3A=1.8Ω)しかありませんので、ほぼ無しに等しいのでOKなんでしょうね、きっと。(笑)

当時、軽量化のために相当頭をひねって部品点数を減らしたんではないかと想像できます。

いずれ機会があれば実物を手に入れて検証したいと思います。誰がボロでいいからくれ~~~(笑)

今ならどうする?

今回取り上げたナローケースモデルが世に出てから50年という時が経っています。

もはやフラマグの時代では無い!などというつもりはありませんが、何らかの改良ができるといいですよね!

せっかくなので12V化して電気的に余裕を持たせ、デジタル制御によるフルトラ点火キットで点火カーブをコントロールしてはいかがでしょうか?

詳しくは下のリンク先のページを見ていただければと思いますが、このドイツ製12V化キットであれば12V150Wと発電容量に余裕もあるのでH4ハロゲンも問題なく使えます。また寒い時期にはグリップヒーターを付けるのもいいですね!

フライホイールも685g(実測値)とかなり軽くなりますので、レスポンスも上がるようです。

同じくドイツ製のデジタル制御によるフルトラ点火キットは、ホール素子を使ったセンサーで点火タイミングを検知・コントロールします。これであればポイントの焼けやコンデンサーのパンクなどのトラブルから解放されますし、点火カーブの切り替えもできるので最適な点火時期設定が可能になります。また、これにASウオタニさんのSPⅡハイパワーコイルキットと組み合わせることにより最強の点火システムになるのではないかと思っております。

※このドイツ製12V化キット及びデジタル制御によるフルトラ点火キットについては下記ページをご覧ください。(イタリア中部地震支援キャンペーンは継続中です。)

ご覧いただきありがとうございました。

ご参考になればとても嬉しいです。


※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

詳しくは下記リンク先ページの「車体系・外装系・電装系・特殊工具その他」を見ていただくか、9.電装系リスト(PDF)をダウンロードしてください。

モトプラットCDIの火花、弱わ弱わについての考察
StoryIGN点火系

【モトプラットCDI点火システムの構成図(ヘインズ社のマニュアルより)】

DUCATIシングルで使われていたCDI点火システムにはDUCATIエレクトロテクニカ製とスペインのモトプラット社製の2種類があります。

モトプラはスペイン製ということで信頼性が低いイメージがあるかもしれませんが、伊ビレリ社などのレーシングカートで使われていた事もあり、私にとっては強い火花を飛ばす点火システムという認識の方が強いんです。

そのモトプラCDIの火が飛ばないということでご連絡をいただき、様子を見にお伺いしてきました。

配線を確認しましたが、どうもCDI点火システムのアース回路がおかしくなっていたようで、IGNスイッチがONでもOFFでもアースに落ちています。そこで一旦アースへの回路を切り離し、プラグをエンジンに接触させキックをするとバッチリ火は飛びます。でもスパークがどうしてもよわよわなんです。これではエンジンがかかる感じがしません。

原因としては、オルタネーターからの電力が足らないか、それともCDIユニット(IGNコイルと一体になったトランスデューサー)がダメになったか、それとも、、、、、。

次回、お預かり後バラして確認及び対策を行いますが、現状で考えられる原因を考察してみました。

【CDIユニットの給電コイルに焼けたような跡が】

写真は以前、別のシングルからはずしたモトプラCDI用ステーターコイルです。

右側が焼けているのがわかるでしょうか?この部分がCDIユニットへの給電コイルになりますが、これでは発電ができなくても仕方がありませんね。

放熱用の銅板がつけられている事からもかなり熱を持つのがわかります

またDUCATIエレクトロ製ステーターコイルもモトプラと同じようにCDIユニットへの給電コイルには放熱用の銅板が付けられています。

【下の銅板がくっ付いているのがCDIへの給電コイルです。】

DUCATIエレ製もモトプラ製も給電コイル(言い方は違うかと思いますが)は細い銅線がたくさん巻かれており、充電用コイルに比べたら高めの電圧が発生するのがわかります。

オシロスコープで電圧とその波形を見ると、モトプラの場合はマイナス48Vが給電されているとの事でした。(メカトロの専門家談)このマイナス48VがCDI点火のためのエネルギーとなりますので、これがよわよわでは飛ぶ火も飛べなくなりますね。(涙)

あとステーターコイル廻りで懸念されるのが、コイルからの配線の被覆の傷みです。

【配線のビニール被覆は熱やオイルによる経年変化で痛んでいる場合が多いです】

モトプラのいいところは配線に錫メッキ線を使っているので、DUCATIエレのようにただの銅線のように腐食しない(緑色に錆びない)というのがあります。

しかし、残念ながらビニール被覆部分は熱とオイルによる経年変化でボロボロになっている場合が多く(これ以外にも350Ventoを2個ほどバラしましたが、いずれもボロボロでした>涙)銅線に付着したオイルは電気抵抗にもなりえるので、配線部分は耐熱・耐油のコードで張り替えた方が安心です。

張り替える場合は、錫メッキ線をパーツクリーナーで脱脂し、その表面をサンドペーパーでさらってやり、その後ハンダ付けしてやれば大丈夫です。あとは熱収縮チューブで覆って、両端をシーラントすればなお良しでしょう。

なかなか手間のかかる作業かもしれませんが、電気は目に見えませんし、ステーターコイル廻りはクランクケースカバー内に隠れてしまいますので、念には念を入れておいた方がトラブル回避のためにもいいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

ご参考にしていただければ嬉しいです。


※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

詳しくは下記リンク先ページの「車体系・外装系・電装系・特殊工具その他」を見ていただくか、9.電装系リスト(PDF)をダウンロードしてください。

トランスデューサー(CDIユニット)は、なぜぶっ壊れるのか?>12V化の前にご確認を!
StoryIGN点火系

【上からピックアップコイルとローター、真ん中の赤箱はDUCATIシングル及びツインで使われていたトランスデューサー、一番下の黒箱はベスパ用】

いきなり刺激的なタイトルですみません。前から気になってる事があるのでそこだけ書かせてください。

トランスデューサーって何?

ワイドケース後期型は点火系がCDIになったのですが、CDIユニット(電子回路)とIGNコイルが一体化されたトランスデューサーと呼ばれるものになってます。

そして写真上のローターがくるくる廻って(磁石入り)ピックアップコイルに点火してちょ!と信号を発生させています。(笑)

40年前に作られたテレビの電源スイッチって入れられますか?

Wikiによれば、1973年にはカラーテレビの普及率が白黒テレビを上回ったそうなんですが、その当時のテレビが目の前にあったとしたら、素直に電源スイッチを入れられますか?

「大丈夫だから」と言われても、ちょっとビビりますよね?

トランスデューサーが使われていた時代背景はそんな感じです。

できれば見たくない現実とは、

【全て中古ですが、アース線が腐れてます。(一番右のものは付け替えました)】

トランスデューサーに関して気にしてほしい部分があります。

それは端子とは別に出ている「アース線」の状態です。(通常、茶色の線)

写真を見ておわかりになるように3個とも「アース線」が腐食してもげてしまっています。右側のものも同様だったのですが、樹脂モールドの部分を削って新しい線をはんだ付けしてあります。

なぜ、ここが腐食してもげてしまうのかという理由ですが、こんな風に考えています。

1.アース線の被覆のビニールが経年変化やヘッドからの熱で硬化する(プラスチックみたいにカッチカッチ)

2.振動で硬化したビニール被覆が割れ、そこから空気中の水分と銅線が触れてしまい、錆びる

3.知らぬ間に腐食が進み、根っこからもげてしまう

というプロセスを踏んでるのではないかと思います。

アースの役目はとても重要で、電気の流れから考えるとこの線が切れてしまうことで行き場の無くなった電気エネルギーが内部の電子部品を破壊してしまう可能性は高いです。(パソコンなどの電源ケーブルでアース線もしくは3P端子が出ているものがありますが、あれはアース落とさなくても大丈夫ですが、このトランスデューサーのアース線は確実につなぐ必要があります。)

残念ながら右側の赤いトランスデューサーはパンクしてましたので「アース線」を付け替えても復活はしませんでした。これは内部パーツが逝ってるんだと思います。(涙)

内部はまさにブラックボックス

【ベスパ用を壊してみました。モールドされているため内部パーツにはアクセスできず(涙)この時使ったドライバーが手に刺さり流血してしまったため、これ以上はあきらめました。(痛)】

ものは試しにベスパ用を壊してみました。

外側の黒いプラスチックを割り、内部パーツにアクセスしたかったのですが、ご覧のように樹脂で固められているため、これ以上は諦めました。まさにブラックボックスです。(笑)

現在、調子よく動いているエンジンであっても知らぬ間にアース線がもげそうになっているかもしれません。アース線の根っこの部分が固くなっているようであれば、いずれビニール被覆が割れ、そこから内部の銅線が錆びてしますことは明白です。今の内に新しい線に付け替えておくことをお勧めします。(一番上の写真の赤箱(左側2個)は生きてますが、やはりアース線は硬化が始まってます。使う前に付け替える予定です)

とは言ってもアース線より先に電子部品が壊れる可能性もあります。ですが予防措置としてアース線の確認をやってもらえると安心です。

ピックアップコイルとローターは大丈夫なのか?

もちろん、どちらも経年変化による劣化は避けられません。

ローターはゴム磁石を挟む込むような構造ですので、その磁力が年と共に弱くなっていきます。

またピックアップコイルは内部で電線が巻かれているだけではなく、ダイオード(整流器)を通してプラスとマイナスの信号に分けているようなんですが(この辺はまだよくわからず)、このダイオードが飛んでいるものがありました。

テスターの導通試験モードで試すと、片方は電流が流れ、もう片方は電流が流れないのがわかります。これで正解なのですが、ダイオードがダメになったものはどちらにも流れません。海外ではこのダイオードの交換もやってくれるショップもありますが、いずれ樹脂モールドをはがして中身を確認してみたいと思います。

もし、トランスデューサーやピックアップコイル、ローターなどがダメになってもガックリこないでください。これらのパーツも現在ではリプロ(再生産)されています。万が一壊れたとしても心配は入りません。大丈夫です。いい時代になりました。

あと、もう一つ>>ここも気にしてください

配線の腐れはトランスデューサーのアース線だけではなく、他の配線にも起こっています。

その一つがオルタネーター(発電機)からの配線です。

【3本側(黄2、赤1)は発電側、2本側(白1、緑1)はCDIユニットへの電力供給用】

これはワイドケース用のステーターコイルですが、雨のあたる場所に長期間置いておいたわけではありません。はずしてから20年以上屋内保管していたものです。(正確には段ボール箱に入れて机の下)

根本のコイル側も同じようにゴム被覆?は割れ、剥き出しになった銅線は緑色に錆びています。

これはエンジンの熱やエンジン内部のオイルによる被覆の劣化ではないかと考えられます。劣化によるひび割れから空気中の湿気を吸い、そして銅線が錆びてしまう。これでは電気も通れません。(涙)

【パンタ600の配線(オルタネーターからの線、レギュレーターへの端子部分)もしっかり腐れてました(涙)】

上の写真はパンタ600のオルタネーターからレギュレーターに入る配線ですが、これも同様に腐れてました。

よくパンタ系は充電系が弱いとお聞きしていたのですが、これでは電気が通っていきませんので充電はムリです。レギュレーターの問題ではありません。また電気が通ったとしても、今度は腐食部分が電気抵抗となって熱を持ちますので、このまま高回転で走らせていたら、タンク下が高温になってガソリンに着火しバイクが燃えてしまうことも十分にありえます。

パンタ系のオーナーさんは、ぜひタンク下の配線の状態を確かめてあげてください。よろしくお願いいたします。

錫メッキされた銅線なら腐らないのに、、、、。

同じ銅線でも錫メッキされた銅線はサビません。鉄板は錆びますが、錫メッキされたブリキ板がサビに強いのと同じ原理です。(錫と鉛を溶かした合金がはんだです)

本当はすべての配線を錫メッキにしてほしかった、というのは私の心の叫びです。(笑)

なんで使わなかったの?と聞けばコストの問題だったと答えるかもしれませんが、実際はそこまで必要性を感じてなかったかもしれません。

イタリアでも雨は降りますし、1990年に出たミラノ→ターラントの時は山沿いの道で雹も降りました。(顔面直撃で痛いのなんのって!それこそ泣きながら走ったものです>涙)

いきなりはガァーーっと降るのですが、あがってしまえば空気が乾燥しているのでいつまでも湿気が残っているわけではないのです。

今からちょうど20年まえにミラノ→ターラント主催者のサバちゃん(フランコ・サバティーニさん)の工房へおじゃまさせてもらったのですが、急なにわか雨でブラストしたパーツが雨に濡れてしまい、すぐに錆び始めたのです。雨があがったと思ったら、そのパーツをまたブラストし、さび止めプライマーとかも塗らずに塗装してました。これにはビックリしましたが、よくよく考えてみればイタリアは湿気が少なく、錆びる可能性も日本国内よりは相当低いので、よく考えてみれば納得できますね。

この辺の感覚が違うので、「別に錫メッキ線でなくても大丈夫じゃね?」と会議したのは十分に考えられるところです。言い方は違うと思いますが、、、、。(笑)

イタリア人は錫メッキが嫌いなのかもしれませんが(冗談)1980年代初頭の350Ventoなどのモト・トランス系シングルにはモトプラット社(スペイン)の電装系が使われていました。このオルタネーターの配線には錫メッキ線が使われています。

が、しかし、、、、、、、、、。

【350Vento用ステーターコイルを裏側から見た図。やはり被覆が割れてます。(涙)】

やはり被覆が割れてしまっています。(涙)

内部は錫メッキ線が使われていますので、錆びてはいません。しかし、ここからオイルが配線内部に浸み込んでいます。

電流の特性として、「直流」(プラス、マイナスの方向が一定。バッテリーの電気とか)は電線内部を流れるらしいのですが、「交流」(家庭用100Vとかプラスとマイナスが常に入れ替わるタイプ。オルタネーターから出てくるのは交流)はその周波数が上がっていくほどに電線の表面を伝わっていくそうで、その場合、電線表面のオイルが電気の流れを阻害することは十分に予測できます。(油は電気を通しません。添加剤が入ると別ですが)

2個あるVento用ステーターコイルは2個とも同じ状態でした。こうなると持病としかいいようがありませんね。(笑)

でも対策は簡単です。なるべく根本でちょん切り、パキパキになった被覆をはがします。(触るとぽろぽろ落ちるはず)そして錫メッキ線をパーツクリーナー等で脱脂、念のため電線の表面にサンドペーパーをかけハンダが乗りやすくします。その線をよじりハンダ付けします。そしてそこに耐熱、耐油被覆の錫メッキ銅線をはんだ付けし、熱収縮チューブでカバーすれば完成です。ジョイント部分にシーラント打っておけばより安心でしょう。また付け足す線は多少長めにしておいて、車体に取り付けてから長さを合わせてカットすればきれいに収まります。

3極用キャブタイヤコードでもいいですし、私のように配線はビーメックス(架橋ポリエチレンの被覆は320度まで溶けません)を使い、外側は熱収縮のシリコンチューブでカバーするようにしてもいいと思います。

もし万が一、配線が腐っていても心配はいりません

ワイドケースですら生産されてから40年以上ですので、配線が腐っていたとしても何ら問題ありません。長い時間の経過を考えれば当然の帰結と言えるでしょう。

それはわかっていても、配線が腐れているのを目の当たりにするのはやはり心が折れそうになるものです。

しかし、たとえそうであっても心配はいりません。今ではワイヤーハーネスをはじめ、オルタネーターからの配線の交換用キットも出ています。こんなものまで!と思う物までがリプロ(再生産)されています。

でもせっかく電装系に手を入れるならば、もうちょっと手間暇お金をかけていただき、12V化そしてデジタル制御のフルトラ点火にしてはどうかと考えております。これであれば150w発電しますのでH4ハロゲンも余裕で使えます。もちろん夜間走行も何ら苦にはなりません。またデジタル制御のフルトラ点火は始動性の向上、パフォーマンスアップ、そして燃費もよくなるのではと期待しております。

詳細は改めてご案内いたしますので、どうぞお楽しみに!

それでは身体中を快感が貫くDUCATIシングルライフをお楽しみください。

ご覧いただき、ありがとうございます。


※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

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DUCATIシングルの電装はなぜ6Vだったのか?12V化のメリットとは、
StoryIGN点火系

【ワイドケース後期型350、450の電装パーツです(CDI点火)】

さて、今回はDUCATIシングルはなぜ6vだったか、12V化のメリットは何があるかについて考察をしてみました。少しお付き合いください。

電子式レギュレーターの登場

電子式のレギュレーターはワイドケースの発表と共に採用されました。

ですので1968年か1969年の登場です。

その頃、私はアマチュア無線とかラジオ製作に夢中で、専門誌を買って読んだり、カーステレオをばらしたり、そんなことばかりしておりました。(小学校高学年)

まだゲルマニュームトランジスターが全盛で、シリコン製は精製が難しいということで高値の花の時代です。それにまだ真空管も使われておりました。もちろんレギュレーター内で整流器に使われる大容量のシリコンダイオードなんて高い高い、そんな時代です。(正式にはレギュレーターは電圧制御装置です。整流器(交流を直流に変換する)はレクチファイヤと言います)

1970年の大阪万博が終わった頃からでしょうか、IC(集積回路)というものが出始め、その頃から電子部品が小型化していったのです。

この流れを見ていくと、DUCATIエレットロニカ社も60年代後半にはレギュレーターを電子化し、70年代初頭には独自のCDI点火システムを提供し始めたというのも時代的には合致すると思います。(その前はセレン整流器+電磁石式のレギュレーター。セレンも半導体の一種です)

それと当時はバッテリーのコストも高かった。今と違ってアジア製のものはありませんでしたからバッテリーを買い換えるというと高かった記憶しかありません。(涙)

そんな訳で6V電装を選択したのはコスト面が大きかったのではないかと推測できます。その後12vが一般化した80年代初めには350Ventoなどのモトトランス系シングルは12v化されています。(350Stradaはセル付きのモデルもありました。その理由も大きいのかもしれません)

12v化のメリットとは

では、12v化のメリットとはどんなものがあるのでしょうか?

同じ60wを発電する場合、6vの場合は10A流れます。(6Vx10A=60w)

12vの場合は5Aで済むのです。(12Vx5A=60w)

バイクの電装はフレームアースやらコネクターの腐食やら電気抵抗になる部分も多いので、バッテリーから末端までの電気抵抗が1.5Ωあると仮定しましょう。

そうすると、6Vの場合は6V=1.5Ωx4A となり、12Vの場合は12V=1.5Ωx8A となります。(昔習ったオームの法則というものですね)

つまり、6Vの場合は電気抵抗の影響をもろにかぶって4Aしか流せなくなり(6Vx4A=24w)逆に12Vの場合は8Aまで流せるので(12Vx8A=96w)電気容量的には余裕があるのがわかります。

実際、一般の家庭で使われている電気も発電所では何万ボルトかの高電圧で発電されています。そして途中の変電所や電柱の上のトランス(最近は地中に埋められていますが)によって100Vの低圧にまで落とされています。

去年の今頃、新潟から函館に向けて国道7号線をひた走りましたが、国道といえど山の中では街灯もかなり離れた間隔でしかありません。月明かりも無く真っ暗な山道を6V25wの豆電球を点けながら走るのは怖いだけでした。LEDライトを持ってくればよかった!と心の中で叫んだのは1回や2回ではありません。万が一コケちゃったら朝日が出るまでそこでじっとしてるつもりで走ってました。(笑い)

たかがバイクの電装かもしれませんが、発電容量に余裕があることほど安心できるものはありません。

それだけではありません。バッテリー点火の場合、6vコイルは1.8Ω、12vコイルは3.2Ωくらいの抵抗値ですが、計算してみると6vコイルでは3.3A流れます。12Vコイルは3.75A流れる計算です。電流的にはほぼ同じでも電力として考えると、6Vコイルは6Vx3.3A=19.8w、12Vコイルは12Vx3.75A=45wとパワー的には倍以上の点火エネルギーを供給できる事になります。

ということは同じバッテリー点火の点火システムであったとしても12V化することで始動性やトルク感の向上が期待できるということです。今はASウオタニさんのSP2パワーコイルキットなどもありますので点火系に関しては最近のバイクと遜色の無いレベルまで持っていけるのかもしれません。(ちょっと言いすぎかもしれませんが>笑い)

さて、そんなメリットの多い12V化ですが、実際にやろうとするとなかなか大変です。次回は12V化の方法についていくつか考えてみたいと思います。

ご覧いただきありがとうございました。

ご参考にしていただければ嬉しいです。


※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

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ナローケースでワイド用CDIは火花が飛ぶのか?
StoryIGN点火系

ナローケースでワイド用CDIは火花が飛ぶのか?

夏休みの宿題ではないのですが、理論的にはできるだろうけど実際やってみないとどうなのかわからないって事は多くないですか?

ナローケースのエンジンにワイドケースのCDI点火システムは寸法から考えても組めるだろうとは思っていましたが、物は試しにテストしてみました。

使ったのは250のナローケース腰下。そのステーターコイルにCDIの電源供給となるチャージコイルを取り付けます。

バッテリー点火のナローケースは6局のステーターコイルに4つコイルが付いた形状になってます。これはベースプレートの部分が3本のビスで留めるようになっており、上の2本がちょうどコイルの鉄芯(コア)とかぶってしまいます。そのためワイドケースのようにコイル6個ではなく4個しかないのです。

そこでステーターコイルをねじ留めした後に鉄芯にチャージコイルを差し込みました。ただ嵌め込んだだけで鉄芯を起こして固定はしていません。あくまでも仮の実験です。

右上に見える黄色いコイルがそれです。チャージコイルそのものはこんな感じです。

これを鉄芯にスポッとはめただけです。そして配線をクランクケース外へ出し、フライホイールを取り付けます。

その配線をトランスデューサー(赤いCDIユニット)につなぎ、右側のタイミングカバーに取り付けたピックアップコイルからの配線とつなぎます。

感電するといけないので、緑の線をミノムシクリップでつなぎアースしておきます。

これで準備万端!プラグを付けてアース線をはずし、クランクシャフトを手回しします。

すると!

DUCATIシングルCDI点火テスト(ナローケースにワイドケース用CDIを移植)

youtu.be

ほれ、このように火花がちゃんと飛んでいます!

だから何?って言われそうですが、実験は大成功!です。よかった!よかった!

ナローケースにワイドケース用CDIを移植するのは可能だと言うことが証明できました。

まずは大きな一歩です。(笑)

なお、最後にきちんとアースをさせないと感電しますので実験される方はお気を付けを!また今回はあくまでも仮組みなので実際にエンジンがかかるほどの火花かどうかはわかりません。ご自身の責任の範疇の上でお楽しみください。

ご覧いただきありがとうございました。

追伸:オルタネーターの配線の腐りについて

この写真はワイドケース用ステーターコイルの裏側から見たものです。ご覧のように配線の被覆がボロボロになり、銅線には緑色のサビが出ています。こうなると電気も流れにくくなりますし、トラブルの原因になりかねません。(というか、ここまでいくともうアウトです)

対策としては、

1.配線を張り替える。

2.12V化キットと交換する

の2つが考えられます。

1の配線の張り替えについては、イタリアで配線キットも出てますのでそれを使うのも手ですし、耐熱耐油の電線を使って作り替えるのもいいかと思います。

2の12V化キットですが、ドイツ製の12V150wのものがあります。これを使えば電気容量としても余裕がありますし、ライトも明るくできます。

これについても別の機会に詳しく書きたいと思います。

ご覧いただきありがとうございます。


※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

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バッテリー点火用ガバナー(AA359)を確保いたしました(限定5個のみ)>>おかげ様で完売いたしました。
StoryIGN点火系

バッテリー点火用ガバナー(新品未使用)を確保いたしました

ありがたい事にDUCATIシングル用のパーツもイタリアでかなりの種類がリプロ再生産されるようになったのですが、どうしても無いものがバッテリー点火用のガバナー(AA359タイプ)でした。

過去に何度かご依頼をいただき探したことはあったのですが、なかなか見つからなくてかなりお待ちいただいた記憶があります。

また自分自身の450M3desmoのガバナーを壊した事もあったので(涙)、状態の良さそうなものを見つけると予備でストックしたりもしてました。

CDI点火の調子悪いとしたら?

ワイドケースのCDI点火のモデルの場合、エンジンが温まるとプラグに火が飛ばなくなるのはCDIユニットの不良か、ピックアップコイルのピックアップ部分の不良が原因と考えられます。

しかし、どちらのパーツも樹脂モールドで固められており内部の様子は見えません。また樹脂をはがしたとしても電子部品のどこがいかれているかは見た目では判断付きかねます。

1970年代に作られた電子部品ですので、少なからずトラブルがあったとしても何ら不思議はありません。

もしかすると、このような症状が出てしまい、どこをどう直したらいいかもわからず車庫にしまわれたマシンも多いもかもしれません。

ガバナー自身の調子が悪いとどうなるのか?

私の450M3desmoのガバナーがそうでしたが、経年変化でスプリングもへたり気味、またガバナーウェイトの軸部分にサビがあり固着気味になってました。

信号待ちなんかでいったん停止した時に回転がきちんと落ちてアイドリングが安定してくれればいいのですが、回転が上がったまま落ちてくれないという症状が出てました。

最初、気が付かなかったのですが、スプリングのへたりとガバナーウェイトの軸の固着が原因だったようで、新しいガバナーに交換したらそのトラブルは無くなりました。

ガバナーは3種類ある

実はDUCATIシングルに使われているガバナーは大きく分けて3種類あります。

1つ目が今回ご紹介しているバッテリー点火用(AA359タイプ)

2つ目がACフラマグ点火用(AA376Bタイプ)これはナローのスクランブラーやダイアナマーク3などのバッテリーを積んでいないタイプで使われています。

3つ目がレーサーなどで使われる進角しないただのカムです。これは今回除外します。

海外オークションのeBayにもたまに出てますが、よく見るとカム山の腐食が進んでいたり、フラマグ用だったりしてあまりお勧めできません。

※ガバナーの違いについて下記のブログに詳しく書きました。ご参考になさってください。

点火系を安定させるには、

CDI点火のモデルの場合、点火系を安定させるにはCDIユニットやピックアップコイルを交換する方法もありますが、いかんせんパーツの値段がお高く頭が痛くなりそうです。

とはいえ現在ではリプロで作ってくれるようになりましたから、10年前や20年前に比べればまだマシな時代です。

しかしこれとて進角の進み方が極端らしく、静止状態のタイミングから3000RPMになると一気に25度ほど進むという話もあります。

またCDIの特性として回転が高くなるほど火花が強くなるというのがありますが、今時の単気筒エンジンとは違うのであまり高回転にはならないようにも思えます。

一番簡単な解決策としては、バッテリー点火に替えてしまう事で、これであればメンテナンスもしやすく、トラブったとしても問題点を見つけるのはたやすいので解決はカンタンです。

またガバナーだけでなく、ポイントプレートやポイント、コンデンサー、IGNコイルなどもリプロされて新品パーツがありますので安心です。

それと40~50年前のイタリアのバイクですので配線が腐っている場合が多いです。中の銅線が錆びて緑色になっているだけではなく、外部被覆のビニールもダメになっている場合も多いので、いっそ張り替えた方が電気の流れもよくなり調子も良くなることでしょう。

張り替えまではできないという方のためにもワイヤーハーネスキットもありますのでご心配なく!

今回、確保したガバナーの特徴は、

確保したガバナーの特徴はなんといっても新品未使用だという事です。

もちろん古いものですので多少の汚れやサビはありましたが、スプリングのへたりもなく、また稼働部分の摩耗もありません。

これであれば回転数に合わせた進角や遅角が期待できまし、点火系を安定させることが可能になります。

ずうっと探していたのですが、たまたまご縁があり海を越えて私の許にやってきました。

もしあなた様が私と同じように点火系でお悩みであれば、きっといい解決策になると思います。

価格その他は、

現在、先行してネットショップやヤフオクに出しておりますが、それは36,000円(定価)のままになってます。

今回、このサイトを訪れてくれた方限定で20%オフの28,800円にいたします。

それと特別に不耕起栽培によるお米「いのちの壱」450gをプレゼント。

この「いのちの壱」というお米はコシヒカリの特別変異で粒が大きめでモチモチしていてとてもおいしいお米です。(つい最近までは門外不出の幻のお米でした)

その特別なお米をこれまた不耕起栽培という特別な農法で育てたので栄養価も高くとてもおいしいお米になっています。

不耕起栽培というのは、田んぼを一切耕さず、また農薬なども極力使わずに稲の持つ自然の力を活かして作られます。そのため収量としては少なくなるのですが、稲自身ががんばって土の中の栄養を吸い上げるためおいしくなるのです。

その特別なお米を一緒にプレゼントいたします。ぜひご賞味なさってください。

ご注文方法は、

ご注文方法はカンタンです。今すぐ! ayahide@ducati-singles.com まで下記の必要事項をご記入の上メールにてご注文ください。

必要個数:
郵便番号:
ご住所:
電話番号:
お名前:
メールアドレス:
配達希望時間があれば教えてください:

なお今回は特別オファーですのでお支払いは銀行振り込みでお願いいたします。

ご注文いただいた方にメールにて振り込み先をお知らせいたします。

ご入金の確認をもって正式発注とさせていただきます。

最後に

あなた様の大切なDUCATIシングルが調子を取り戻すことを願っております。

ご覧いただきありがとうございました。

【AA359バッテリー点火用です。】

【特別プレゼントとして、不耕起栽培による「いのちの壱」450gをプレゼント】

【分解クリーニングしてからお送りいたします。】

【カム山の形状がフラマグ用とは違います。】

ご覧いただきありがとうございました。

ご参考にしていただければ嬉しいです。


※新品ガバナーは完売してしまいましたが、その他の純正タイプ点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

詳しくは下記リンク先ページの「車体系・外装系・電装系・特殊工具その他」を見ていただくか、9.電装系リスト(PDF)をダウンロードしてください。

またもや点火系トラブルか? - YouTube
StoryIGN点火系

昨年11月24日以降、年が明けて初めてテスト走行しました。少し走るとまた途中でおかしくなり、ポイントカバーを開けてみたところ、ポイントギャップがスパークしてました。(涙)

ポイントヤスリで軽くすり合わせを行い、エンジンを始動しましたが、状態にあまり変化はありません。

前回のトラブル時に無理をさせすぎて、コンデンサーがパンクしたのかもしれません。次回、新しいコンデンサーに交換してテストしてみます。

いずれにせよ、マフラーエンド逆噴射事件が再発しなくてよかったです。(笑)


本来は、下のYouTube動画(作成者はKazuaki Otaさん)のように火花がバチバチとスパークしてはいけないのですが、、、。


ご覧いただきありがとうございました。

ご参考にしていただければ嬉しいです。



※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

詳しくは下記リンク先ページの「車体系・外装系・電装系・特殊工具その他」を見ていただくか、9.電装系リスト(PDF)をダウンロードしてください。

DUCATI Singles ストック及び入手可能パーツについてはこちらから

350desmo・ポイントの動き - YouTube
StoryIGN点火系

アイドリング時、DUCATI350desmoのポイントケース内

これは前回、八ヶ岳でのプチミーティングの動画をあげてくれたKazuaki OtaさんのYouTubeですが、本来はこんな感じでなければいけません。

やはりコンデンサーのパンクかな?


ご覧いただきありがとうございました。

ご参考にしていただければ嬉しいです。



※純正タイプの点火系パーツ(ポイント、コンデンサー、IGNコイル、トランスデューサー、ピックアップコイル等)の入手も可能です。

詳しくは下記リンク先ページの「車体系・外装系・電装系・特殊工具その他」を見ていただくか、9.電装系リスト(PDF)をダウンロードしてください。

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